キエフオペラ「トゥーランドット」



行ってきました、キエフオペラのトゥーランドット

もう、「大・感・動」

何度も鳥肌が立ち、クライマックスは涙が出そうなのを必死でこらえる。

去年、新国立劇場で同じくキエフオペラの「リゴレット」を観たのですが、感動度合いはぜんぜん違いました。

いや〜、すごかった。普通のオケよりもコンパクトな編成なのに、ど迫力。

終わってからもそうですが、幕が終わる度にみんなすごいねー面白いねーというのを耳にしました。


トゥーランドットと言えば、荒川静香さんが、トリノオリンピックでアリア「誰も寝てはならぬ」の曲で金メダルを取り話題に。

正直なところ、トゥーランドットの知識としては、それとプッチーニ作くらいしかしりませんでした。

トゥーランドットとは、中国の紫禁城にいる絶世の美女である王女の名前で、誰のものにもなりたくない王女が、求婚を求める王子達に、難しい問題を3問出します。

3問答えれたら、王子の勝ち。答えれなければ負けで首をはねられて死んでしまうという、一か八かのプロポーズ大作戦

みんな答えられず死んでいくのですが、ある異国の若者が、トゥーランドットに魅せられて挑戦することに。

その若者がなんと難問を全問正解してしまいます。

約束なのでトゥーランドットは若者のものにならねばなりませんが、往生際が悪く嫌だと嘆きます。

若者は、王女に納得してもらいたいため、夜が明けるまでに、自分の名前を言い当てることができればこの約束は反故にしようといいます。

それで、王女トゥーランドットは朝までになんとしてもこの若者の名前を調べるように下々に命令し、

国中の民にも名前がわかるまで、誰も寝てはならないと布令を出します。

これが、例のアリア「誰も寝てはならぬ」です。

簡単に書きましたが、実際のお話はもっと情緒的です。

終わった後、お友達のリカちゃんがタバコを吸ってる間、ソファでぼーっとしてましたが、帰ろうと会場を出ると、外人がぞろぞろ横を通り過ぎます。

?と思ったら、キエフオペラの面々でした。

おおっ!と思い思わず足を緩めると、トゥーランドット役の方が通り過ぎようとしたので、思わず握手してもらいました。ラッキー。
物語は絶世の美女ですが、なかなか体格の良い叔母様でした。

(←トゥーランドット役 テチヤナアニシモヴァさん)










今回は、何を着ていこうかと悩みましたが、E叔母にもらった無地っぽい大島にしました。
同じくE叔母にもらったいっちょーらのおしゃれ訪問着にしようか悩みましたが、会場が新宿文化センターホールということもあり、大島で正解でした。
でもオペラなのでパーティーバックでちょっと大人の雰囲気に。




























そして、襟元のおしゃれということで半襟を直前になってつけてみる。
このせいでタクシーで会場に行く羽目に。
何事も準備は大事である。

着付けの自己採点は45点くらい。
いつになったら満足のいく着付けができるのだろう・・・。


今回はS席だけど2階席だったので、オペラグラスが大活躍。
お正月に帰省したときK叔母にもらったもの。
大事に使おうと思う。


しかし、毎年、この時期になると、どこからかS席のオペラのチケットをゲットしてくれるリカちゃんには感謝である。