初釜@茶華道教室

お茶を習い始めて約1年。初めての初釜体験。

案の定着付けに手間取り、ギリギリになってしまったため、タクシーに飛び乗る。相変わらず優雅でないですね・・・。

そして、先生のご自宅にお邪魔すると・・・。

いつもは、お洋服でお稽古にいらっしゃるお弟子さんも今日は皆さんキ・モ・ノ。

着物で揃うと、やっぱり華やかになりますねぇ。

皆さんの着物姿を見ているだけでなんだかウキウキしてしまうのは私だけでしょうか?

先生へご挨拶をして、いよいよ、炭点前から初釜が始まります。

炭一つ起こすのもきちんとお作法があるのです。
炭入れの際にお香も一緒に入れるのですが、このお香がなんともいえずいい香りでリラックス状態になっていきます。

そして炭点前が終わり、お濃茶を皆で一服。
これがまた美味しいのです。。。

休憩後、薄茶をいただくのに「花月」をしながら美味しいお茶をもう一服。

花月」は七事式の一つでゲーム感覚のお稽古。「ご亭主」と「客」を札を引いて決めて、くるくる交代しながら点てたり飲んだりします。

花月は5人で行いますが、ご亭主と客以外も札を引きなおしたり、掛け声をかけたりと、ぼうっとしている時間が少ないので、意外と頭を使うお稽古です。

未だに、よくシステムを理解していないので、掛け声なども忘れて先輩方に“ささやき女将”のように小声で指示されたりして慌てます・・・。

でも、色々な方のお手前を見るとまた勉強になりますね。
皆さんほんときれいな所作なんです。
私はお点前の順番は大分覚えたのですが、手の指先まで神経が行き届いていないので見た目が美しくないのです・・・。
もっともっとお稽古せねばと思います。

いつも、お稽古の時は写真は撮りませんが、今日は先生から特別に許可をいただいたので、お稽古風景初お披露目。

なんだかやっぱりぎこちない持ち方。

(本日の着物は一応訪問着なのですが、まだ着物のいろはも知らない頃、母や叔母などの親戚ルートではないところから自分で入手したため、あまりいいものではありませんでしたが、帯は辻が花のよい物を締めていきました。しかし帯と着物のバランスがとれず、家を出た後、後悔することに・・・。)



最後に先生から「今日はお楽しみがあるのよ〜」と、色々なお道具や小物などのサプライズプレゼント。

花月」で使う札を皆で引いて、何が当たるかわくわくしながらいると、私はお茶碗が当たりました。

懐紙は全員にプレゼントしていただいたもの。


お稽古の後は、皆で「てんぷら荘司さん」に移動して美味しいディナーをいただきました。

初釜は初めてで、ちょっぴり緊張しましたが、「やっぱりお茶って楽しい」と心から思えた一日でございました。

てんぷら荘司さんのお料理は次回の日記で。