伯父からの手紙


家に仕事から帰り着き、ポストを開けてみると、伯父から一通の手紙が着ていました。

なんだろうと思い開けてみると・・・・。


はい、バス旅行のパンフレットのカラーコピーでございました・・・。

先日の初詣で伯父と会った際、突然、河津桜を観に行こうと思っていると言い、

しばらく河津桜がいかに美しくてすばらしいかを私にプレゼンした後に、

「土日に行こうと思ってるんだよね」

と下を向いてポツリともらす。

隠居生活の伯父には休みという概念がないわけで、平日のほうが安いし人も込んでいないし

メリットが多いにも関わらず、“土日”を選ぶのは私と行きたいからである。

でもいきなりではなく、廻りくどーく誘ってみたということらしい。

思わずおかしくなって、

「土日なら一緒にいってもいいよ」

と言ったところ、伯父の顔がぱーっと明るくなって、そうか、じゃあまだ空いているか

どうかわからないから、旅行会社に電話して聞いてみるよとうれしそうに言った後、

「松戸に8時集合らしいから」

とにっこりと早朝出(午前6時ごろ)を暗に示唆され、思わず



「起ききらん!」



と九州弁で叫んだのでありました。



それからしばらく忘れていたのですが、予約が取れたという連絡の手紙でありました。

ご丁寧にチラシのカラーコピーを添えて・・・。

チラシの隅に、手書きで「松戸8時5分出発」と否応なく書いてあるのでした。

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ちなみに、2月の前半では、孫夫婦と一緒に韓国の済州島へ旅行へ行くのだそうな。
ほんとに元気な83歳でございます。

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