深川散歩:江戸時代の深川を散歩@深川江戸資料館

深川めしを食した後、腹ごなしに、深川宿さんの目の前にある、「深川江戸資料館」へ。

こちらは、地下1階、地上2階の吹き抜けの空間に深川の町並みをほぼ原寸大で再現。

ボランティアのガイドさんもいて、色々と建物や昔の生活のことなども聞くと親切に教えていただけます。





上は地上2階から見た風景。
屋根に猫がいますが、作り物。
でも、時々動いたり鳴いたりする電動仕掛けのものでなかなか凝ってます。
左は、八百屋を再現。
野菜はもちろん作り物ですが、リアリティありました。
昔の八百屋は見たことないですが、冷蔵保存ができない時代ということを考えると、このくらいの品数と量で売っていたのもわかる気がしますね。













船問屋の店と船着場の風景。
深川は隅田川の河口という立地を生かして漁業が盛んだったそうです。
なので、良質のあさりが採れたため深川飯という郷土料理も生まれたとの事。
大きな船問屋もいくつかあったみたいですね。






こちらは、蕎麦の屋台を再現したもの。
屋台といっても担いで移動するタイプなので、テーブルや椅子などはなかったみたい。
蕎麦の食品サンプルがリアルでなんとも美味しそう。。。



長屋の風景。
ガイドさんが説明されてました。親切ですよね。

長屋って一つの建物を2つに割ったタイプと、一つ一つちゃんと世帯を分けたタイプがあったそうです。
部屋は1間で、玄関横に台所があるくらいのいたってシンプルな構造。
畳と玄関の引き戸は自分持ちとのことで、引き戸はどの長屋も規格が同じため、引越しの際は引き戸を持って引っ越ししていたとのこと。
長屋には、普通の世帯だけでなく、さまざまなお店もあったそうですが、
玄関の引き戸が看板代わりだったので、それを考えると引越しと共に・・・というのも頷けます。
畳は、一応贅沢品とのことで、床張りが基本。畳はあっても、縁のないものが主流だったとか。
縁があるのは高級品なんですね。
最近では、琉球畳のように縁のない畳が流行りなので、時代は変わるものです。


本日は下町散策ということなので着物です。
E叔母のお下がりの椿の紬に朱色の縮緬の椿柄の帯。
羽織は、先日の京都旅行で衝動買いした、ベルベット生地のもの。
この羽織、コート代わりにもなるのでかなり重宝してます。







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江東区深川江戸資料館
http://www.kcf.or.jp/fukagawa/index.html

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