<母と沖縄>のーまんじゅう@ぎぼまんじゅう

首里名物の「のーまんじゅう」

饅頭に書かれている朱色の「の」の字は「のし」のこと。

祝いの席で食べられてきたおまんじゅうだとか。

「のし」の代わりに字を書くなんて面白い。

お店のドアをあけると、30センチほどの幅を残していきなりカウンター。

お饅頭など何もないので、ほんとにここがお店だろうか?と思っていると

奥からお店の人がでてきてほっとする。

のーまんじゅうを2個頼むと、出来立てのものを2個奥からもってきてくれました。

しかし・・・

もってこられたおまんじゅう、「の」という字が書いてない。

???

と思っていると、お店の人が「のの字入れますか?」というので「はい」と答えると、

おもむろに筆を取り上げ、朱色の着色料に浸し、いっきに「の〜」と書き上げました。

その速さにびっくりですが、字にぶれがないのもすごい。

思わず母と見入ってしまう。

ちなみに、字をいれないものは法事などで使われるとか。

ということで、車に戻って早速いただくことに。

とにかく大きい。しかも、餡がぎっちり。ほっかほかですごく美味!

月桃の葉に何重も包まれているので、おまんじゅうに月桃の葉のよい香りが移ってます。

皮もふんわりもちっとしていて程よい甘さの餡も美味しいです。

一気にいただいてしまいました。

ドアを開けるといきなりカウンターなのでびっくりするのでご注意あれ。







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●ぎぼまんじゅう

http://www.ii-okinawa.ne.jp/people/y-sejima/noman/nomann.htm

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